みんなのふるさと、
つくりたい

いつでもおいでねあつまプロジェクト

目標額:54,000,000円

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懐かしくて新しい、みんなのふるさとを
つくりたい!

 

厚真町には、派手な観光施設はありません。大型商業施設も道の駅もありません。でも、そんな厚真町だからこそ誇れるものがあります。
このプロジェクトでは、「古民家」「森」「祭り」の3つをキーワードとして厚真の自然と文化資源を磨き、懐かしくて新しい「みんなのふるさと」づくりのためにみなさまからの寄付を活用します。

厚真の歴史を100年先につなぐために

厚真町の田園住宅地フォーラムビレッジ。その入り口に「此方(こち)」という自家製天然酵母を使ったパン屋さんがあります。オープンは2015年。以来、町内はもとより、札幌などの遠方からも熱心なファンが訪れる人気のお店となっています。

古民家再生事業の第1号は町のパン屋さんに。

実はこちらのお店は古民家再生事業の第一号として誕生しました。

店舗として使われている建物(旧畑島邸)は、もともと100年以上も前に住居として建てられましたが、町が所有者から譲り受け、この場所に移築し、一人の若い女性店主によってパン屋さんという新しい生命が吹き込まれました。

古民家再生事業を担当する厚真生まれのベテラン職員、大坪秀幸さんは振り返ります。

「プロジェクトを立ち上げたとき周囲はまだ盛り上がりに欠けていたものの、粘り強く古民家再生をやりたいと言い続けた結果、少しずつ賛同者が増えて形になっていきました。
古民家再生で一番のネックは費用です。実際、旧畑島邸の場合は建物の解体、設計、移築を含めると新しい建物を造るよりもはるかに高コストです。
でも、そのまま放置したらあと10~15年で朽ち果てて使えなくなっていたでしょう」

移築する前の旧畑島邸

「木材は樹齢の3倍保つと聞きます。つまり、樹齢100年の木材なら300年です。旧畑島邸は再生によって新たに100年の命を得ました。100年後にまたしっかりと改修すれば、さらに100年使うことができる。そうやって繰り返し手当てしてあげることで、開拓時代の厚真の歴史をずっと後世に伝えることができます。それが古民家再生の最も大きな目的です」。
今回いただいたご寄付はこの古民家移築再生に使わせていただきます。

町内には冒頭の「此方」のように築100年を超える古民家が、確認できているだけでも15棟現存しています。これは、北海道の中でもかなり多い方です。
古民家が多い理由として大坪さんは次のように話します。

「住宅として多くが現役で使われていたこと。もともとの造りが頑丈であったこと。北海道でも比較的雪が少ない地域であるために、家屋が傷みにくかったこと。大きくこの3つが考えられます。
厚真町は明治20年頃から本格的な入植が始まりましたが、北陸地方から入ってきた方がかなり多かったようです。当時は口減らしのような格好で未開の北海道へ来たわけですから、最初から立派な住居が建てられたとは考えにくい。おそらく入植してすぐは掘っ立て小屋からスタートし、10年、20年、必死で田畑を耕しながら堪え忍んで、ようやくある程度生活が安定したところで、初めて自分の故郷を思い出しながら家を建てたのではないでしょうか。古民家一棟一棟には、そうした開拓農民それぞれの思いが宿っています」。

厚真を心から愛する大坪さんの言葉にも熱がこもります。

パン屋の「此方」を通して古民家の活用が町内に広まったことで、新たに2軒の古民家が所有者から町へ寄贈されました。現在はそのうちの一つ、鹿沼地区にあった古民家・旧山口邸を「此方」のすぐ裏へ移築再生するためのプロジェクトがスタートしています。

この施設利用者は今後公募が行われる予定です。

「次の古民家は民宿・カフェレストランに利用していただくことを想定しています。ここから厚真の食が発信されるということで大いに期待しています。ふるさと納税でお預かりした寄付金も、こうした厚真町の現在と歴史を次世代につなぐ夢の実現のために使わせていただきます。支援者のみなさんにもこれからできる新しい民宿・カフェレストランにぜひお越しいただいて、厚真町の今と昔を存分に感じ取ってほしいですね。次の古民家がめざしているのは、訪れる人にとってのふるさとのような存在です。厚真町の外からいらっしゃる支援者と町民が古民家に集まって、“ふるさと”の未来を語り合う。そんな日を想像すると、今からワクワクします。」

古民家移築の進捗については今後、随時お伝えしていきます!

自然に親しむための「入り口」を作りたい

古民家再生プロジェクト第1号の「此方」がたたずむ田園住宅地フォーラムビレッジ。その周辺には、およそ280ha(東京ドーム約60個分)に及ぶ町管理の環境保全林が広がっています。

環境保全林の一部エリアには、かつての材木搬出路跡を活用した全長約5,000mの散策路があり、これまでに複数回、町主催の散策会などが実施されています。とはいえ、春の山菜や秋のきのこのシーズンを除いては環境保全林内に入る人は多くなく、散策路の魅力が十分に活かされているとは言えなさそうです。

「森は怖いものというイメージを持っている方も多くいらっしゃいます。町民が日常的に環境保全林の散策路を利用するためには、もっと散策路を整備し、継続的に管理する必要があるでしょう。厚真町内外の人にとって、この環境保全林が自然に親しむ“入り口”になってほしい」。それが、厚真町産業経済課 農林業グループ渡辺洋平さんの願いです。

渡辺さんは人と森との関係をもっとよくしたいという想いを抱いて役場に転職してこられた森のエキスパート。

案内してくれた環境保全林の散策路は幅2mほど。林の中ではやや心細くなる道幅です。ただ林の中は想像していたよりも明るく、開放的な雰囲気です。聞けば環境保全林内は広葉樹が多く、この一帯は樹齢50~60年のナラ類がたくさん生えているそう。
少し歩くと道が二手に分かれました。一方は倒木が道をふさぎ、その先の見通しが悪くなっています。

「この様な倒木を切って通りやすくしたり、道に迷わないよう案内板を設置したりするだけでずいぶん利用しやすい散策路になります。このように道の整備・補強や案内板の設置等にみなさまからの寄付金を活用させていただく予定です。作業は専門事業者だけでなく厚真町で活動しているNPOに依頼したり、馬搬林業家の方にお願いして馬のトレーニングを兼ねた定期的な散策路の見回りをしてもらうというのもいいかもしれません。町のみなさんで森を見守り、手当てをして、散策路を育てていくという仕組みが作れたらいいですね」。

「ここで立ち止まって目を閉じてみてください」。渡辺さんに促されるままに足を止めて、目をつぶります。すると、それまで自分たちが落ち葉を踏みしめる音でかき消されていた鳥のさえずりや風にゆれる木の葉のささめきが聞こえてきました。

「視覚的に森をイメージできても、音やにおいは実際に森に入らないと伝わりません。森を歩く気持ちよさは、歩いた人にしか分からないですよね。散策路がきれいになったら、町内外から人を集めて森の中でいろいろな体験や、その場にある自然のものを使ってビンゴ(「黄色いチョウ」「赤い葉っぱ」などマスの中に書かれたものを探す)をするといった森あそびを取り入れてもいい。大人は、ノルディックウォーキングで森林を楽しんでもらうのはどうでしょう。森の中での健康づくりといったことも、ここをフィールドにできるはずです。ふるさと納税のご寄付を活用して、人と自然とをつなぐ活動を進めていきたいですね」。

青空の下で草原焼きを楽しむ「あつま田舎まつり」

厚真町の祭りを紹介してくれるのは厚真町産業経済課経済グループの森田綾さん。厚真町生まれ、厚真町育ち、厚真町役場勤務という生粋の厚真ッ子。

厚真町民のいいところは決して壁を作らず、町外から来た人を喜んで迎え入れる気質にあるといいます。だからこそ、寄付者の方々にもぜひ厚真に来てほしいと2つのイベントを紹介してくれました。

「厚真町の最大の観光イベントは6月第3週の土日に行われるあつま田舎まつりです。45回目の今年は2日間で2万7000人が来場しました」。

人口4700人のまちに2万7000人!? 何がそんなに人を集めるのでしょう。

「やはり特徴的なのは田舎祭り音頭のパレードでしょうか」

田舎まつりの華やかなパレード

「町内のメインストリートを田舎まつり音頭の曲に合わせて踊りながら練り歩きます。町民や厚真の出身者であれば誰でも踊れるはずです。祭りの数日前になると、町の電気屋さんのスピーカーから田舎まつり音頭の曲が流れ出し、『そろそろだな』と祭りムードが高まります。でも、人が集まるのは田舎まつり音頭があるからだけではありません。やはり、みんなが一番楽しみにしているのは『草原焼き』です」。

草原焼き? 大文字焼きのような“送り火”のことでしょうか?

「違います、違います(笑)。芝生の上でくつろぎながら、炭火でジンギスカンを焼いて食べるんです。焼き台は無料で借りることができ、会場ではジンギスカンなどのお肉も販売しています。6月のさわやかな青空の下で味わうジンギスカンは最高です!ぜひ寄付者のみなさまにも味わってみてほしいです」

草原焼きの風景

その田舎まつりに負けず劣らず、冬にも熱く盛り上がるイベントがあるという森田さん。それこそが真冬の1月に行われる「あつま国際雪上3本引き大会(通称:3本引き)」です。

「3本引きは、2007年に厚真町で考案された新しいスポーツです。ルールはいたって簡単で、雪の上で同時に3本の綱引きを行い、先に2本引き切ったチームが勝利となります。1チーム8名編成で、必ず1人以上女性が参加することが条件となります。どの綱に人数を配置し、どの綱を捨てるかは作戦次第。腕力だけではなく、知力とチーム力が試されます。参加者は町内外から、学生や自衛隊、トラックドライバー、学校で英語を教えるALT(外国語指導助手)など本当に多種多様なチームが参加してくださいます。
参加チーム数も前回大会は48チームが参加しました。『ふるさと納税チーム』を結成して、ご支援くださったみなさんでチームを組むのも面白いかもしれません。3本引きも、ゆくゆくは昭和新山国際雪合戦のように、国境を越えて多くの人が厚真をめざすような大会に成長させたいですね。冬の厚真にたくさんの人が集まってくれたら、最高です!」

ここで紹介した2つの観光イベントのほかにも、7月の「あつま海浜(はま)まつり」、2月の夜に行われる「ランタン祭り&スターフェスタ」などもあります。ふるさと納税でいただいたご寄付はこれら各種イベントの運営費用にあてさせていただきます。

町に新しい息吹を

「古民家」「森」「祭り」は厚真の誇れる歴史、自然、文化を物語るもの。今回ふるさと納税でご寄付をいただくことによって、これらに新たな息吹を吹き込み、町民のみならず町外の方々とも一緒に「ふるさと」を創るという新しい試みができるのです。ぜひご支援ください!

プロジェクト、進んでいます!

" 事業のレポート "

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