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ふるさと納税 返礼品の受付を再開します

2018.10.06

北海道胆振東部地震から1ヵ月後の本日10月6日、ふるさと納税の返礼品受付を再開させていただきます。
地震発生直後、全国から寄せられるふるさと納税への返礼品を受け付けても、一体いつ寄附者の方々に品物をお送りできるのか分からず、逆にご迷惑をおかけしてしまうという理由で、一旦は災害支援金のみ受け付ける苦渋の選択を取っていました。
事業者の方々の懸命な復旧作業やインフラの再整備も進んできたことから、この度、返礼品の受付を再開できることとなりました。
厚真町ふるさと納税担当の森田さんに、これまでの1ヵ月に感じたこと、町内の事情や再開に向けた想いをお聞きしました。

 

―まずは震災からこれまで、森田さんご自身の1ヵ月間はどうでしたか?

森田: 率直に、気づいたらもう1ヵ月経ったのかという感じですね。震災直後のブラックアウト、断水、電波もつながらない、道路もめちゃくちゃというライフラインが遮断された状態から、いろんな関係機関のご協力のおかげで少しずつ復旧していく様を目の当たりにして、感謝と共に、改めて当たり前の日常がいかに貴重かと感じました。行政職員として、住民のみなさんの不安を少しでも和らげるためにはどうしたらいいのかを模索し、尽力した日々でした。

1ヵ月経ち、復旧した部分はもちろんありますが、被害の全容が段々と明らかになって、日を追うごとに事の甚大さを感じる部分もあります。どうしても世間の関心は薄れますが、ご支援が必要な状況というのは変わらないので、厚真町のことを引き続き応援してくれたらありがたいと思っています。

 

―震災後、寄附者の方々からのメッセージで厚真町への温かい励ましのお声もたくさんいただきました。

いただいたメールのひとつ:

テレビや新聞で厚真の町名を耳にするたび、胸の締め付けられるような思いをしてきました。我が家の食卓は厚真のお米で成り立っています。家族4人の健康な体を作ってくれているのも厚真のお米だと思いながら、日々、感謝して食べさせていただいています。今、口に運ぶこのお米を作ってくださった農家のかたも、もしかしたら被災されたのかもしれない・・そう思い、本当に胸を痛めています。送っていただくお米は一粒一粒大切に食べさせていただきます。そして、これからも厚真のお米を食べ続けたいと思っています。私たちも阪神淡路の地震で被災し、たくさんの方に助けていただきながら今にいたりました。どうか負けないで、踏ん張ってください。1日も早く厚真に日常が戻ることを、心よりお祈り申し上げます。

 

森田: 本当にありがたかったですね。普段ふるさと納税のリアクションをいただくことってなかなかなかったので、例えば、厚真のお米がこんなふうに食卓にのぼっていたんだなとお知らせいただくだけでうれしくなりました。こういったお声を通じて、ファンの方が町を応援してくれてると認識できたので、その意味ではよかったです。ぜひ、ぼくらだけじゃなくて、生産者や事業者の方々にも読んでいただきたいです。
また、今回お寄せいただいたお気持ちに応えるためにも、我々自身からメールなりお礼状なりの発信で町が元気になっていく様をお伝えさせていただきたいなと。そうすることで今まで以上に厚真のことを好きになってもらえたらうれしいですね。

 

―厚真町の返礼品を提供してくれている事業者さんも震災から次々と立ち上がって営業再開の動きが出てきました。

森田: ハスカップの山口農園さんは被害に見舞われつつも、いち早く立ち上がって、札幌の百貨店での催事に参加されましたし、あづまジンギスカンの市原精肉店さんも札幌のオータムフェストに参加されてました。厚真町を自ら町外でPRしていただき、町にすごく勇気を与えてくれました。

札幌のオータムフェストに出展された市原精肉店さん

ただ、中には、生産基盤をすべて失ってしまった事業者さんもいらっしゃいます。それでも自らクラウドファンディングのような形で再び歩み始められました。
立ち上がる事業者さんたちを何らかの形で行政としても、バックアップできればと考えています。

―最後に、ふるさと納税の返礼品受付再開に関してメッセージをお願いします。

森田: まずは、返礼品がお送りできないにも関わらず、この1ヵ月間、災害支援金としてご支援くださったみなさまにお礼を申し上げます。
地震から1ヵ月後という節目の今日に返礼品の受付を一部でも再開できるというのは、事業者の方々それぞれの懸命な努力の賜物です。今後、寄附者の方々に返礼品を食べて、使っていただくことで、復興へより一層弾みがつくことになります。
町も事業者の方々も前を向いて進んでいますので、ぜひこれからも変わらず応援していただけたらうれしいです。

 

地震の当日、たまたま現場に居合わせ、地震直後から度々厚真町を訪れている私の目からしても、1ヵ月が経過した町の様子は徐々に平穏を取り戻しつつあるのが分かります。それは喜ばしい反面、一見、日常を取り戻しつつあるように見えることで、世間から忘れ去られる危機感も同時に感じます。日常からほど遠い生活の方々はまだまだおられて、例えば、ふるさと納税に出品してくれている生産者さんでも、昼は畑で作業しつつ、夜は避難所で過ごすというご苦労をされている方もいらっしゃいます。
今回、返礼品の受付を再開することで、そういった生産者さんに返礼品を注文するという形で応援できることになりました。

こういった生産者さんを含む町民の方々にあの地震のときに何があったのか?いろんなものが壊れ普段の生活ができなかった日々で何を感じたのか?そしてあのできごとをどのようにとらえて、これから再び歩み始めるのか?厚真町が復旧・復興する姿をしっかりレポートし皆さまにお伝えしていきたいと思います。ふるさと納税だけでなく町に関心を持っていただくだけでもこの地にとって励みとなります。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

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